概要
操作対象アプリの UI が変わって手順書のステップが失敗するようになったとき、--self-heal モードは強化された回復機能で手順書を実行し、すべての失敗を分類して AI による修正提案を生成します。
自動修復モードには Team 以上のプランが必要です。
自動修復の仕組み
強化リカバリが有効化
自動修復モードでは、通常実行時にオフになっている複数の機能(セレクタキャッシュ、Agent Fallback、Vision Fallback、リトライ上限の引き上げ(3→5)、承認の自動承認)が自動的に有効になります。詳細は下記の比較表を参照してください。
失敗が分類される
各失敗ステップが 6つのエラーカテゴリのいずれかに分類されます。カテゴリによって、どのような修正が最も効果的かが決まります。
AI が修正提案を生成
各失敗に対して、AI は 2 種類の提案を生成します:
- 手順書修正 — 手順書自体の変更(セレクタ更新、ステップ追加、ステップ削除)
- コンテキスト修正 —
context.mdの更新(ページ構造の変更記録、ナビゲーションパスの変更)
自動修復 vs 通常実行
| 設定 | 通常実行 | 自動修復モード |
|---|---|---|
skipConfirmation | false | true |
enableSelectorCache | プラン依存 | true |
enableAgentFallback | プラン依存 | true |
enableVisionFallback | プラン依存 | true |
maxRetries | 3 | 5 |
| 実行戦略 | 標準 | アグレッシブ |
| AI 修正提案 | なし | あり |
| 診断レポート | リクエスト時(--report) | 常に生成 |
修正の適用
自動修復レポートを確認した後、fix-runbook コマンドで提案を適用します:
ベストプラクティス
- 定期的に自動修復を実行 — 定期的な自動修復で UI の変更を早期に検出し、本番ワークフローへの影響を防ぎます。
- 手順書をバージョン管理 — fix-runbook の変更をレビュー・リバートできるよう、手順書を git で管理しましょう。
- 適用前にレビュー — AI の提案は必ず確認してから適用してください。
fix-runbookコマンドは各変更の差分プレビューを表示します。 - 修正後に再実行 — 修正適用後は通常実行で手順書の動作を検証しましょう。